FAQ

1. 燃料電池って?

1. "燃料電池"とは?

燃料電池は発電所と同様に電力を生み出す発電システムです。 この「発電する」という点が、電力を貯めこむ乾電池や蓄電池とは大きく異なります。 燃料電池の発電ユニットは単体では何も発生せず、電気も生じませんが、 燃料を供給すると、化学反応が生じて発電する発電システムなのです。 下の図が当社のAF-M3000の発電原理の模式図になります。

燃料電池の原理

燃料カートリッジ内にある水素発生剤に水が供給されると、燃料となる水素が発生します。 その水素が発電ユニットに供給され、大気中の酸素と化学反応を起こします。 この時生じるエネルギーを電力として取り出す装置システムが水素利用燃料電池です。 燃料電池には他にメタノールを燃料とするタイプ等、数種類に分かれていますが、当社はこの水素利用燃料電池を採用しています。

乾電池やリチウムイオン電池は入手も簡単で利便性も高いですが、常に電位差をもっているため、出口があれば貯めた電気が放電されてしまいます。 そのため乾電池やリチウムイオン電池を数年間放置すると、放電されてエネルギーが減ってしまうのです。 一方、燃料電池の場合は燃料の劣化を防げば、エネルギーを長期に保存し、必要な時に電力に変えることができるのです。

燃料電池であるAF-M3000は必要な時に燃料カートリッジをセットして発電をおこない、使い終えた燃料カートリッジを交換することで、発電ユニットは何度でも繰り返し使えます。 また、当社の燃料カートリッジは重金属等の環境負荷物質を使用していないのはもちろん、毒性や引火性、発火性もなく、とても安全な製品となっています。 持ち歩くのもよし、いざというときのために長期保管するのもよし、という便利な製品となっております。

2. 燃料電池はエコエネルギーなの?

水素利用燃料電池は、水素と酸素が化学変化を起こして水になる時に生じる電気エネルギーを取り出しています(参照:上図)。 そのため、二酸化炭素CO2は排出されません。 更に当社の燃料カートリッジの場合、揮発性有機化合物(VOC)も生じないため、非常にクリーンな発電システムと言えます。 従って、CO2削減と発電を両立したエコエネルギーと言えます。

また、必要な時にその場で発電することはエネルギーの「地産地消」でもあります。 発電所から電力を供給する場合、どうしても送電ロスが生じます。 電力をその場で作り出す「エネルギーの地産地消」が可能になれば、この送電ロスが削減され、より有効にエネルギーを使用することができます。 AF-M3000のように持ち運びできる発電器はまさにエネルギーの地産地消を可能にします。 ちょっと大げさに言うと「全人類参加型エネルギー地産地消」を可能にする装置、とも言えます。

Eco

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2. 水素って安全?

1. "水素"はどんな化学物質ですか?

水素とは最も軽く、そして最も小さい物質であり、通常は無色・無臭の気体です。 とても小さくて軽い物質なので、ビニール袋などはゆっくりとですが通過してしまいます。 もし、風船に水素を入れておくと、一晩経てば風船はしぼんでしまうでしょう。

また、宇宙の誕生の瞬間、ビッグバンが生じたときに、最初にできた元素がこの水素です。 宇宙の 71% は水素で出来ており、例えば太陽は水素とヘリウムで出来ています。 一方で、私たちの生活にとっても身近な存在です。水は水素と酸素から出来ていますし、私たちの体を構成しているたんぱく質やDNAにも水素が含まれています。

2.水素は安全なのですか?

水素と言えば、ロケットを宇宙へ飛ばせるほどの威力を持った、とても危険な物質なのでは?と思われる方も多いと思います。 確かに水素が酸素と混じって爆発すると危険です。 しかし、水素そのものは常温では発火も引火もせず、無臭無毒で、使い方を誤らなければ、非常に有益なエネルギー源です。 なぜなら水素は有効にコントロールして使えば、エネルギー量が大きい一方で、使用後に水しか残さない、エネルギッシュでクリーンな物質だからです。

水素燃料
3. アクアフェアリーの水素に対する安全対策とは?

水素そのものは発火も引火もしませんが、酸素と混じると爆発します。 水素の爆発限界は 4%〜75% とされています。これは大気中の水素濃度が 4% を超えると、爆発が生じてしまうという限界値です。 では、実際に 4% というのはどのくらいなのでしょうか?

標準的な6畳一間(約 10m2 )の部屋では、体積は約 25m3 になります。 その部屋の 4% は約 1m3 、即ちひとつの辺の長さが 1m の箱いっぱいに水素が詰まっていることになります。 かなり大量の水素が必要です。 この水素を当社のAF-M3000で発生させようとすると、燃料カートリッジで数100本分の水素に相当します。 たとえ1000本のAF-M3000を一斉に使用したとしても、アクアフェアリーの燃料カートリッジから発生した水素は全て発電に使用されるので、水素が部屋にたまることはありません。 お客様が部屋で使用されても、危険なことは生じませんのでご安心ください。

6畳一間の模式図

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3. 発電器って便利なの?

発電器はその場で電力を生み出すので、すぐに電力を使用することができます。 もちろん事前の充電は必要ありません。 例えば消費電力の大きいスマートフォンを使用していると、すぐに充電量が残りわずかになります。 そんな時、発電器ならすぐに発電を始めて給電できます。 また、AF-M3000の場合は給電中もスマートフォンを操作することが可能ですので、充電の残りを気にしながら、スマートフォンを使用する必要が無いのです。 他に、携帯音楽プレーヤー、携帯ゲーム機器、デジタルカメラなども規格があえば給電可能です。 事前の充電が必要ありませんので、外出前の準備は発電器を鞄に入れるだけで簡単です。

発電器及び発電機の良さのひとつに、燃料を供給し続ければ電力を継続して得られると言うのもあります。 発電システム本体と必要な燃料を持っていれば、必要なだけ電力を供給することができます。 容量に合わせて複数の装置を用意する必要はありません。 また、当社の燃料カートリッジはとてもコンパクトなので、持ち運びが便利なため、登山など荷物を軽くしたい場合等にお勧めです。

またAF-M3000はガソリンやガスを燃料とするタイプの発電機とは異なりCOを排出しません。 そのため室内で安心して使用していただけます。 騒音もほとんどないため、場所や時間を選ばずに発電をおこなえます。 まさに「発電 on demand」なのです。

マナティカ

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その他よくあるご質問

従来の電池とは何が違うのですか?
その場で電力を生み出します。事前の準備はAF-M3000と専用の燃料カートリッジを用意するだけです。 事前の充電は必要ありません。
発電器と発電機は違うのですか?
化学反応などで発電をおこない電力を生み出す器である発電システムを「発電器」と呼び、 モーターなどを使って動力から電気を生み出す発電システムを「発電機」と呼んでいます。
どうやって使用するのですか?
燃料カートリッジの包装を開封し、発電ユニットに差し込みます。
後はこの燃料電池と充電したい機器をケーブルでつなぐだけです。
水道水でも発電しますか?
発電に必要な水は当社で用意しておりますので、お客さまに用意して頂く必要はありませんが、水道水でもミネラルウォーターでも動作する仕様となっています。
発生する水素を吸っても人体に影響はないですか?
水素は極めて安全な気体です。
詳しくは「2. 水素って安全?」をご覧ください。
熱くなりますか?
化学反応を用いているので多少熱くなります。
燃料電池は発電時に水を生じると聞きましたが、使用時にぬれたりしませんか?
AF-M3000は少量の水しか生じません。
生じた水も水蒸気として放散されますので、表面に水滴が付くことはありません。
通気性の低い素材で覆うと水滴が付着することがあるのでご注意ください。
(例:ビニールポーチ内で発電させること)
発電ユニットは繰り返し使用できますか?
はいできます。
製品に水がかかったり、水の中に落としたりすると使えなくなりますか?
電子部品を使用しているので、故障の原因になる場合があります。
もしショートしたらどうなりますか?
発火したり、やけどをするほど高温になることはありませんが、機器が故障する可能性があります。
自動車用燃料電池や家庭用燃料電池は開発しないのですか?
弊社の技術はモバイル機器用燃料電池に応用するのが最も適していると考えております。
そのため、現時点ではモバイル機器に特化した研究開発を展開しています。

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